ご安全に!このコーナーも4回目ですね。
平和さん
愛ある人事課
愛課長
ご安全に!今日の名言は最近私が言われたことです。
私のプロフィールはこちらです。
目次
市井の上司にいわれた名言とは?
世の中には偉人や有名な経営者、スポーツ選手の名言があります。
私たちが普段働いている中にも、上司や先輩から言われ、勇気づけられたり、納得させられたりして心に残る言葉があります。
そんな身近にいる上司の名言を集めてみんなで鑑賞しようというコーナーです。
(”一般的な”、”身近な”という意味で市井ということばを使っています^^;)
今回の名言
私のいま働いている会社の社外取締役(女性)から最近言われました。
「(部下に昇格意欲が少ないのは、)
上司が出世していないってことですね。」
その社外取締役は、起業もされていて、とにかくパワフルな方です。その方に、女性活躍推進の社内研修講師をお願いし、その打ち合わせの中で言われた言葉になります。
打ち合わせ中の雑談で、最近、チームリーダーに昇格した人事課の女性メンバーに対して
O取締役
昇格おめでとう!
将来、課長になる意欲ある?
それはあります!
平和さん
O取締役
じゃあ、役員にはなれそう?
それは…
でも、愛課長(私)が役員にならはったら、なれると思います。
平和さん
O取締役
あー、それは上司が出世していないってことですね。
愛ある人事課
愛課長
💦
という流れでの名言になります。
つまり私が出世してないから、続くメンバーの道が見えない(先が見えてしまう)ということを言われました。
名言を味わう。(出世は自分のためだけではない。部下の道を開拓する意味がある。)
私はこれまで、昇格や昇進を目的に仕事をしてきませんでした。どちらかという昇格や昇進は、自分の行った仕事の結果としてついてくるものだと思っていました。
なので、今回、取締役に言われたときに、自分が出世することは自分のためだけでなく、自分のあとに続くメンバーのために道をつくる意味もあるのだと気付かされました。
確かに、自分が役員にもなっていないのに、自分の部門のメンバーに
「昇格意欲を持つように!」
「役員にだってなれるんだよ!」
とは言えないですね。😅
今、人的資本経営でCHROが求められている。
ひょっとするとこれまでは、役員は財務経理や営業、製造、技術などから上がり、人事部門からは役員になりづらい会社も多かったかもしれません。
また、人事部門の昇進は部長で頭打ち。もしくは、部長も親会社からくる出向者がなるので、小会社の人事部門の昇進は課長までという企業もあるかもしれません。
その意味で、人事部門の昇格や昇進に先が見える企業もあるかと思います。
しかし、人的資本経営が求められている今の時代において、CHROがいる経営体制が必要になってきます。
会社によっては、人事は人のことなので、普通に考えればわかるので、専門の役員がいらないと考えられていることがあるかもしれません。
私は人事は財務経理部門やIT部門と同じように専門職だと考えています。CHROを会社に設置する考え方は、専門職だからこそ必要だという考え方からきています。
これから人事はさらに専門的に、先進的に、かつ社員や企業、社会のそれぞれの視点に立って活動することが求められます。
今管理職のみなさんは後につづく人事パーソンが役員になれるように道を開拓していきましょう!時代がみなさんの背中を押してくれています。
親会社から部長や役員クラスが下りてくる会社においても、一番会社のことや社員のことをわかっているのは、もとからその企業で働いている社員です。専門性で負けなければ、会社にとって最も重要な人事のキーマンになれます。
愛ある人事課
愛課長
愛あるCHROがいれば、社員も働きやすく、会社も社会に認められる会社になっていきます。専門性を高めて、頑張って行きましょう!
ご安全に!